これからの日本社会において、テレビ電話が普及してゆく方向性にある事は、誰が見
ても明らかな事であると思われます。しかし、普及して行くとは言っても、その形態
やプロセスは、どのようなものとなってゆくのかについては、ほとんど論じられた事
がありません。 いざテレビ電話を販売しようとした時には、多くの疑問があるので
はないでしょうか?
このページでは、弊社がVTIサイトの運営を通じて、“皆さんよりも、ちょっとだ
け、早く集めた情報”を基にして弊社も、ちょっと前までは疑問に思っていた事と、
その回答を掲載するものです。
1つ目の疑問 『テレビ電話って、どんな方面に売れるの?』 |
ご家庭に、テレビ電話をいきなり導入してもらうと言うのには、まだまだ無理があり
ます。 あなた自身“1年以内にテレビ電話を買いますか? ”という質問にYes
と答えるでしょうか? 弊社の調査ではYesは3%以下です。 しかし、企業レベル
では20%程度が、近年中に導入されると回答しているのです。
FAXが、かつてそうだったように。テレビ電話も企業から導入が進んで行くのは当
然と思われます。
2つ目の疑問 『企業は、どんな目的でテレビ電話を導入するの?』 |
まず、テレビ会議です。 幹部の皆さんが出張などする事無く会議を行っています。
現在の時点で、会社幹部の時間給は高いのに、テレビ会議を導入していない企業があ
るとしたら、その企業は遅れています。 既に大半の中堅以上の企業においてテレビ
会議は必需品となっているはずです。
今後は、企業内でもっと多くの活用方法を広げてゆく段階となっています。
3つ目の疑問 『パソコンを使ったテレビ電話と専用機テレビ電話の使い分けは?』 |
パソコンを使ったテレビ電話は普及タイプのものではありません。何故ならば、パソ
コンは多目的に使われる機器であって、テレビ電話は日常的に使われる機能です。例
えば、通常の電話をパソコン内に構築する事ならば簡単にできます。でも電話は日常
の中で他の装置とは独立したものでなければ都合が悪いのです。 普通の電話が他の
家電製品と異なり、停電になっても使えるようになっている点からも、その辺は明ら
かです。
特に、現状のパソコンは多くのソフトを動かしたり、ハードウエアを改造したりする
事が頻繁に行われます。しかし、その場合の補償は一切成されていません。
その点、専用機テレビ電話(Phoenix miniなど)は確実に動作補償できる形態を持っ
たものなのです。
パソコン上のテレビ電話を使ったシステムを導入する事は自由ですが、確実な動作を
必要とするのであれば、そのパソコンをテレビ電話以外の目的では使わないようにす
るか、あるいは、完全に相性を確認したソフト以外は同居させない事をお勧めします。
4つ目の疑問 『テレビ会議の次は、どんな方法でテレビ電話が普及するの?』 |
はっきりいって監視目的です。
現状で、テレビ電話の普及活動=監視目的での販売 といっても過言ではありません。
NTT以外のテレビ電話は、その65%以上が監視目的で販売されています。NTT
だけが特別安価なテレビ電話を販売しているので、一般民需品としての販売が目立ち
ますが世界的に見ても、セキュリティーや監視目的のテレビ電話器は、多くの機種が
発売されています。
5つ目の疑問 『監視目的って、具体的には、どんな活用方法があるの?』 |
一言で監視といっても、ものすごく多くのバリエーションがあります。例えばその中
でコンビニの監視と言っても、
・経営者の労働負荷軽減
・商品(鮮度など)をチェックする
・お客サンの様子を見る
・店員の接客状況を見る
・万引き防止
・店員の不正行為防止
・強盗行為の抑止対策
・トラブル時にお客サンと応対するため
・店員と経営者のコミュニケーション
・作業指示、伝達ミスの防止
ご近所の、コンビニにテレビ電話を導入した場合、上記のような導入の動機が考えら
れます。 上記の中で、複数の効果が期待できる場合などは、“テレビ電話は導入し
ないと損だ”という事になるのではないでしょうか?
6つ目の疑問 『店舗以外に、どんなところに売れるの?』 |
上に述べた効果は、工場や工事現場などでも有効です。その都度、使用するカメラや、
テレビ電話の機種も検討せねばなりませんが、弊社のサイト(VTIサイト)には、
あらゆる情報が満載となっております。
まず、『ダイヤリング・ムーバ』というアイテムがあります。テレビ電話の機能を拡
張し、ロボットカメラを遠隔制御できるようになります。 被監視側のテレビ電話に
ロボットカメラと、ダイヤリングムーバを設置するだけで遠隔地のテレビ電話のダイ
ヤルキーで、パン・チルト・ズームが出来るようになります。
さらに、屋外用カメラシステム『現場奉行』を使えば、屋外や工場などのダーティー
な環境でも、ロボットカメラを使用する事が可能です。
また、『ダイヤリング・チェンジャー』というアイテムもあります。こちらは、沢山
の監視カメラを遠隔地から切替えて見る事ができます。 テレビ電話通話中に、まる
で、テレビのチャンネルを変えるようにダイヤルキーで遠隔地のカメラを切替えるこ
とができます。
さらに、店舗設置用のテレビ電話『ストアースコープ』も用意しました。
従来のテレビ電話と異なり、店舗設置を前提としたものですので、従来のテレビ電話
と同じような使い方だけでなく、全ての操作を遠隔地からできたり、スチッチによる
自動発信も可能となっています。
これらのアイテムを使って、テレビ電話の監視ニーズを開拓する事が可能です。
テレビ電話の販売実績を伸ばすのであれば、監視ニーズしかありません!
Phoenix mini と OCN は(株)NTT殿、VCC3は Canon(株)殿、の商品です。
Last Updated - 99/06/21
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